「デザイナーズアパレル」の魅力解体!②

デザイナーズブランドの服を着ることで、着た人にとって、具体的にどんなメリットがあるの?

 

デザイナーズブランドの洋服の特長、品質の良さなどは「デザイナーズアパレル」の魅力解体!①で、わかっていただけたかと思います。

つづくこの記事では、

「じゃあ実際にデザイナーズブランドの洋服を選んで着たら、着た人にとってはどんな“メリット”があるんだろう?」

 という切り口から、デザイナーズブランドのお洋服のさらなる魅力を一緒に考えていきたいと思います!

思った以上に、デザイナーズブランドのお洋服は「素晴らしい価値」がありそうですよ!

 

魅力③デザインの力は大きい。デザイナーの服が自分に自信を与えてくれる

 

ビジネスや私生活で、ここぞという勝負に出るとき。または多勢の人の前に立ってスピーチをするようなとき、あなたはどんな基準で服を選びますか?そういう時は自分を格好よく引き立ててくれる服が欲しいもの。

ぜいたくをいわなければ、現実としては「格好よく自分を引き立ててくれる服」というのは、お安いファストファッションや、そこそこのメーカーブランドの服の中からでも、実は見つけられるものでしょう。なにも「デザイナーズブランド」からしか見つからないものではありません。「こんな感じのものなら自分が華やかに見える/自分がカッコよく見える」という勝ちパターンは、みんなある程度分かっているものですから、いつもの通りファストファッションの服のなかから似合う良いものを見つければいいわけです。

でも、あえて言わせていただくと、そんな時こそ「デザイナーズブランド」から服を選ぶほうが、勝負を仕掛けられますよ。

 

ファストファッションやそこそこのメーカーブランドに無い要素…それは、確実に「自分に自信を与える」というメンタルコントロールの面です。私たちは、身に着けるものから、少なからず自分自身の心に影響を受けています。

世界の億万長者や政治家、または大成功したセレブやスターが、いつも一流デザイナーの服を着てメディアの前に立つのはどうしてなのか、知っていますか?

「お金や地位があるので素敵な洋服を購入したり一流ブランドからリースしてもらうことができる。それからお洒落が大好きだから着る」というだけではないんです。

彼ら彼女らだって、ひとりの人間。でも、普通の人が緊張して声が出なくなってしまうような勝負どころの大舞台においても、着実に成功をおさめてきたからこそ、今の地位に就いているわけです。

決してこれだけが成功要因というわけではありませんが、彼ら成功者たちは、「自分に自信を与えてくれる要素」のひとつとして、選びに選んだ一流デザイナーのドレスやスーツを身に着けて、「ここぞ!」という勝負の場に立っています。

そう、どんな人でも、社会的地位のある人や信念のある立派な人、教養のある人、何億も稼ぐようなやり手の人であっても、「質の悪いヨレヨレの流行おくれの安っぽい服」を着ていれば、「それだけの人」に見えてしまうものです。

それに対して、デザイナーズブランドの見栄えのする服であればどうでしょう。

・高級な生地、縫製もきちんとしていて上質

・ファストファッションにはない豪華な雰囲気

・細部までファッションデザイナーが計算しつくしたシルエット(パターン/型紙)

・世界に通用する、着る人を美しく見せる印象的なデザイン

じつは自分に自信を与えてくれるのは、つみ重ねた努力や、経歴や実績だけではないのです。むしろ、経歴や実績がまだ無い人こそ「デザインの力」を借りて、自分の心を鼓舞(こぶ)し、大勝負の舞台に立つといいということなのです。

 見栄えのするカッコイイ服の力で、自分の実力以上のエネルギーで、本番に臨める。着ると背筋がしゃんと伸びて堂々としていられる。私たちも、美しいデザイナーズブランドの服を、「ここぞ!」というときに着用して、勝負の場に立ってみるのも、大いにアリなのです!

世界の成功者が洋服を味方につけて勝負に勝ってきたように、美しいデザインの上質な服は、自分の実力以上のハイパワーを発揮するための“起爆剤”となって、あなたを助けてくれます。

 

魅力④自分を「どう見せたいか」。自分のパーソナリティを表現できる

 

ここで、ちょっと筆者の見聞きした話からたとえ話をします。

とある有名な賞を受賞し、筆者の友人がこの夏授賞式に出席しました。そのとき、友人が選んだのは薄いくすんだ緑のレースのワンピースでした。

色白の友人にとても似合っていて、とても清楚で控えめ。

華やかすぎず、知的な雰囲気の服でした。

友人のルックスに似合うことはもちろん、とてもクレバーで理知的な彼女の性格やキャラクター性にも似合っていて、それから、この業界にこれから漕ぎ出していく立場の友人にピッタリハマった初々しい服装だったのです。

そして、そんな友人を賞に選出した審査員たちの服装もこれがすごかったんです。すでにある程度は地位のある大御所の人たちなのですが、ものすごく個性的なドレスやワンピースを着ていたのです。

アラビア風の濃い青とゴールドの模様の、タイトなロングワンピースを着た審査員もいれば、鮮やかな南国風花柄のフリルドレスをモデルばりに着こなした審査員も…。

つまり、筆者の友人も審査員の人たちもどういう基準で服を選んでいるのかと言うと、自分を、

「こういうふうに見せたい、こういうキャラクターでこの業界に認知されておきたい、こんな個性をもっていると業界の人に知らしめたい」

という効果をねらって、戦略的にそれぞれ服を選んでいるということです。

 

デザイナーズブランドは、そのファッションデザイナーの世界観がたっぷり詰め込まれた、迫力ある個性的な服をラインナップしていることも多いです。

「無難で、ある程度万人受け、そこそこの販売数が見込める」という、マーケティングありきのビジネスブランドには無い、インパクトある服が、デザイナーズブランドなら手に入るのです。

「いったい、ほかのヒトに対して、自分をどう見せたいのか」。

自分の個性や人柄をうまく表現したいとき、美しいデザイナーズブランドの服を活用すれば、思っている以上の良い印象を見た人に残せる、ということがあり得るのです!

これは、デザイナーズブランドのファッションの、大きなメリットといっていいでしょう。

 

やっぱり人生損してた??!…デザイナーズブランドの服ってイイんだ!

 

「いままで、なにも考えずに、そこそこのデザインのそこそこの値段の服を選んでたけど…これからはデザイナーズブランドの服も着てみようかなあ…」

こんなふうに思ってもらえたら筆者はとてもうれしいです。

そう、「デザイナーズブランドのアパレルを選ばない、着ない」というのは、ちょっと人生損してる…!?かもしれません。

私も、これからはデザイナーズブランドの服もちょっとがんばって手に入れてみたいと思っています。

でも、やっぱりコストはけっこうネックですよね。なにしろデザイナーズブランドはデザインや縫製がいいぶん、ちょっと高価です。

それでも、そのお値段以上のリターンが見込める、「デザインの持つ力を味方につけられる美しい洋服」がデザイナーズアパレルなのです。

ファッションデザイナーが考え抜いてデザインしたデザイナーズブランドの服の素晴らしさを、ぜひ一度味わってみてください。

みなさんが、より似合う服、自分に自信を与えてくれる服、自分を魅力的に引き立ててくれる服に出会って、さらに素敵な人生を送れますように、筆者も願っています!