モノトーン vs パステルカラー。春・夏に着たいのはどっち?


春、日差しが優しくなり暖かくなってくると、パステルカラーの服を着て出かけたくなりませんか?
柔らかいパステルカラーのコート、薄手のニット、ふわっと風に揺れるスカートは春の特権と言っても良いくらい特別感があります。

でも、ファッション誌をめくってみると、おや?と思うことも。
LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)にDolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)、DIOR(ディオール)、PRADA(プラダ)などの名だたるブランドがモノトーンコーデを披露しているんです。

モノトーンは年中取り入れやすいものですが、昨年に引き続き2024春・夏にも大流行が確定しているシアー素材が大胆に使われていたり、ごくごくシンプルな真っ白ブラウスなどのお手本になるモノトーンコーデが目に留まります。

春・夏にもたくさん遊べるモノトーン&パステルカラーをピックアップしてみました!

モノトーン × 花模様 × シアー


出展:INGNI STORE

上品なモノトーンとシアーの相性が良いフリルブラウス。
袖は腕が華奢に見えるシアー素材1枚使いなのに、身頃は透けにくくなっているところが嬉しいですね。

花模様は野暮ったく見えることもありますが、こちらはトワルドジュイというフランスのトラディショナルなデザインになっていて、とってもフェミニンに仕上がっています。
絵柄の線がとても細く空間を残してあるので、総柄でもうるさくありません。

定番黒のロングスカートと合わせてモノトーンコーデもかわいいですし、薄いパステルピンクやパステルグリーンのワイドパンツと合わせてカジュアルダウンするのも全然あり!
モノトーンなのにシックになりすぎない、ちょっと甘めのスタイルを楽しめそうです。

 

モノトーンだからキマる!シアーなハイネック


出展:.ST

モノトーンのグラデーションが綺麗なハイネックのカットソーです。
シアー感たっぷりなので、お写真のモデルのようにビスチェをインナーにしてもハマりますし、キャミワンピ、ジャンパースカート、サロペットなどと合わせた普段使いにも絶対に重宝します!

ちょっと間違っちゃうだけでも重くなりがちなモノトーンコーデですが、程よい透け感と絶妙なグラデのおかげで、あまり考えすぎなくても日々のファッションを楽しめるはず。

 

色違いで欲しい!パステルカラーのシアーハイネックカットソー


出展:.ST

こちらは、上でご紹介したシアーハイネックカットソーの色違い。
春・夏にも着やすい少し明るめパステルカラーになっています。
形は全く同じですが、モノトーンとパステルカラーではやっぱり印象が違う!

「今日はちょっと色が欲しいかな?」という時や、肌寒い日にニットの下に1枚着たいときにはこちらのパステルブルーが可愛いかも。

ちなみにモノトーンではボトムスに黒のデニムが合わせてあり、こちらではブルージーンズになっています。
流行りの異素材ミックスを取り入れつつ、同系統のカラーで合わせることでとてもこなれて見えます。

 

ボリュームが可愛いざっくり編みのパステルグリーンカーディガン


出展:SHIOPLIST

春の肌寒い日に重宝するざっくり網みのニット。
ボリュームのあるニットなのに全然重たく見えないのは、やはりパステルカラーのおかげですね!

ボタンも同系色になっているで、アクセサリーやボトムスに合わせるカラーの邪魔をしません。
ショート丈を活かしてハイウエストのパンツと組み合わせても相性良しです。

 

モノトーンとパステルカラーのどちらがお好み?リブニットカーディガン


出展:Pierrot

こちらはキーネックのリブニットカーディガン。
キーネックは襟にVの字の切り込みが入っているデザインのこと。露出控えめなのに、首周りを美しく見せてくれる洗練されたデザインです。

とてもシンプルな黒のリブニットカーディガンなので、どんなお色にも合わせられそうですね。
お写真ではパステルカラーの薄手のパンツにカットソーのように着用しています。
透け感のない真っ黒のトップスを春先に着るのは重い印象になってしまうこともありますが、上品な肌見せのキーネックとあかるパステルカラーのボトムスの視覚効果で全く重さを感じないコーデに仕上がっています。

 


出展:Pierrot

こちらのパステルグリーンのトップスは、上でご紹介したキーネックリブニットカーディガンと全く同じものの色違いです。インしてウエストを見せることで脚長効果もありますね。
優しいグレーのチュールレースロングスカートと、バッグとパンプスのシルバーがとても美しく、春のデートやお出かけにぴったりの軽やかコーデです!

 

春のモノトーンコーデ。重くならないコツはある?

春にモノトーンコーデを楽しむなら、とにかく重くならないようにすること。

・レース使い、シアー素材で軽やかに
・自信がない時はトップスに黒を持ってこない(顔周りが暗いと重くなりやすい)
・パンツの裾をロールアップして程よく肌見せする
・白、シルバーなどの大ぶりのアクセ、バッグ。シューズでポイントをつけて抜け感を意識する

ちょっとだけ工夫しながら、ファッションを楽しんでみて下さい。