フェアであることは自分たちのため
DOW?は、世界に先駆けてウェア製品の詳細なトレーサビリティ表示を行います。
ウェアにつけるタグに、以下の情報を、把握可能な限りなるべく詳しく記載します。
【DOW?のトレーサビリティ】
- 素材・糸・ボタンなど、ウェアのパーツの原産地・製造者
- 生地・テキスタイルの製造工場名、テキスタイルデザイナー名
- 縫製を行った縫製工場名
- 製造工場・縫製工場の担当者名・検品者名
【※洋服デザインを手掛けたデザイナー名は、名前を印字したタグをウェアの首元(襟元)につけます。また成分表示タグにも名前を印字します。】
このトレーサビリティ表示により、洋服の材料・素材が「どこでどんなふうに、だれによって作られたものなのか」を明確にし、ウェア製品の品質向上を図ります。
洋服のバックグラウンドとなる製造情報が明らかになれば、素晴らしい洋服のマテリアル製造元や生産者も一般レベルで認知されるようになり、品質の良い素材への注目度も高まっていくでしょう。
またウェアに使われるのがオーガニック素材であれば、その情報を明らかにすることは地球環境保全への意識を高める一助ともなるでしょう。
個人情報の保護に配慮しつつ、縫製工場の名前や担当者の名前もできる限りタグに明記します。
これにより、高い技術を持つ縫製者や工場名も認知されるようになります。
また、そこに働く人達やその技術に注目を集めることで、アパレルの製造現場が低賃金労働や搾取のない労働環境を整えていくことにもつながります。
このように、DOW?がみずからフェアに情報開示を行うことは、DOW?のウェア製造に協力する各法人・各事業主にも公正な姿勢を表明する、ということでもあります。
ひいては、透明性の高い、誰に対してもフェアな洋服製造の現場を実現させることに繋がっていくのではないでしょうか。
そしてなにより、DOW?のウェアを買い求めるお客様には、一枚一枚のウェアが、どのような場所で、どんなふうに作られているかを仔細に知っていただけます。DOW?が、限られたコストでどうして品質の良いウェアをお届けできるのか、トレーサビリティ表示によってその理由も一人ひとりのお客様に実感していただけることでしょう。
トレーサビリティ表示によって、公正なアパレル製造システムを世の中に浸透させていくことができれば、地球環境破壊問題や、労働問題などに対して真剣に取り組む、より素晴らしい社会への足がかりともなります。
小さな一歩だとしても、アパレル製品のフェアな情報開示は、私達ひとりひとりのためになることなのです。