襟で差がつく！これだけは知っておきたいTシャツの襟の種類


服屋の店員さんに「このTシャツ、ヘンリーネックでかわいいんですよ」と言われたけど、ヘンリーネックってなんだっけ？とわからないまま「そうですねー」と返事してしまった経験はありませんか？

でも大丈夫！
ここでご紹介する7種類の定番の襟さえ覚えておけば、これからは困ることありません！

クルーネック


クルーネックはド定番の襟の形。首回りが程よい曲線になっているため着る人を選ばず、どなたでも似合う襟の形です。
「クルー」は乗組員や乗船員のことで、クルーネックは船の乗組員が着ていた衣類が名前の由来になっていると言われています。
リブ幅が太いとカジュアルに見えますし、細いと上品、フェミニンな印象に見せることもできます。

 

Uネック


Uネックはクルーネックの襟が前に大きく開いているものになります。
クルーネックとの正確な区別はありませんが、襟が楕円状に開いているものはUネックと呼ばれています。

鎖骨が見える形になるので、女性が着るとデコルテラインが華奢に見える効果もあります。
男性はUネックTシャツにはちょっと気を付けたほうが良いかもしれません。

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クルーネックならごく普通に見えるのですが、Uネックは首回りの肌の露出が多くなってしまうため、ホストっぽいとかお兄系の印象を受けたり、「肌見せしたいのかな？」と思われてしまうこともあるようです。
襟が深いのでインナーとして着たときに表から見えにくいというメリットはあるのですが、1枚で着られる普段使いしやすいTシャツが良いならクルーネックの方が使いやすいでしょう。

 

Vネック


Vネックは襟の形がちょうどVの字になっているデザインです。
襟の深さに規定はなく、V字の襟はVネックと呼ばれています。


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オーソドックスなコットンのロンTでも、襟がVネックになっているだけで華奢見えしますし、首元のアクセサリーも目立たせることができます。V字のシャープなラインから見える鎖骨もとても綺麗です。
ベーシックだけどキレイ系なシルエットに見えるカジュアルすぎない1枚にぴったり。

男性はV字の襟が深すぎない方が良いかもしれません。

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シャープなV字の襟が狙いすぎに見えてしまい、襟が深いといかつい印象になってしまったり、ホストっぽい雰囲気になってしまうことも・・・。
Vネックのニットやベストなどにインナーとして襟付きシャツを合わせて着るような使い方ならVネックが重宝するのですが、Tシャツとして素肌に1枚で着る場合には、可能であれば試着してから購入した方が良いでしょう。

 

ボートネック


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ボートネックは襟が横に広く縦に浅い形をしています。ボートのような形をしていることから、そのままボートネックと呼ばれています。

華奢、フェミニンな印象なので、女性用衣類に多いですが、男性向けのTシャツ、カットソーでボートネックになっているものもあります。


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襟が縦に浅く横に広いので、筋肉質だと胸板が強調されて見えてしまうかもしれません。ただ、その状態が魅力的に映ることもよくあり、海外のストリートスナップでは筋骨隆々の男性が体にぴったり合わせたボートネックカットソーを着用しているファッションをよく見かけます。

 

タートルネック


タートルネックは首をすっぽり覆うくらい高い襟のこと。
折り返せるくらい高い襟は「ハイネック」、折り返さずに着用する高い襟は「モックネック」と呼ばれています。

ハイネック


ハイネックは襟元がとても暖かいので、半そでTシャツにはあまり見られません。ロンTやニットに多いデザインですね。
襟は折っても良く、あえて折らずにくしゅっとさせておいてもオシャレです。

 

モックネック


出展：ZOZOTOWN

高めの襟で折り返さずに着ることができるのがモックネックです。
モックネックも襟元が暖かいので、秋冬向けの素材に合わせてあることが多くなっています。冬場のアウターから見える襟がこなれ感を作ってくれますよ。
ハイネックの首がキュっと締まるような肌触りが苦手な方でも、モックネックなら着用しやすいという人もいますので、今シーズンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

ヘンリーネック


出展：ZOZOTOWN

ヘンリーネックはボタンがついた襟のこと。
イギリスのテムズ川上流に、ヘンリーオンテムズという美しい街があり、ここで毎年7月に「ロイヤル・ヘンリー・レガッタ」という世界的にも有名なレガッタの大会（ボートの競技）が行われるのですが、この大会に出場する選手のユニフォームが「ヘンリーシャツ」と呼ばれていて、そこからボタン付きの襟がヘンリーネックと呼ばれるようになったそうです。
ボート競技が盛んなイギリスらしい由来と言えるのではないでしょうか？

ヘンリーネックはボタンで開閉できるようになっているので、その日のファッションや気分で、ひとつだけボタンを開いても良いですし、全部閉めて雰囲気を変えながら着用することができます。

ネットの口コミの中には、男性がヘンリーネックを着ると肌着っぽく見えるという声もあります。
真っ白や生成りなどの淡いカラーリングで、生地が薄いヘンリーネックを選んでしまうと肌着感が出てしまうようです。
ヘンリーネックTシャツを選ぶときは、肌の色に近いものは避けて、黒や紺にすると締まって見せることができます。
ボディラインが出るようなタイトなものも避けた方が良いかと思いますが、鍛えたボディラインをあえて強調したいならフィットするヘンリーネックTシャツも素敵です。

7種類のTシャツの襟をご紹介しましたが、見た目でわかりやすいものばかりなので、もう迷うことは無いのではないでしょうか？
次にTシャツを購入するときは、ぜひ襟の形にも注目してみて下さいね。